子どもの感情の起伏を素早く察知し、きめ細やかに 対応できることが、保育者の望ましい姿です。皆さ ん一人ひとりが持っている「子どもを愛する豊かな 気持ち」や信念・情熱を支援して、生き生きした感 性を育てていきます。
保育者の仕事は、「乳幼児の大切な命を預かる」とい う、とても責任の重い仕事です。その責任感を培う ために社会常識や教養などを勉強して、一つひとつ の仕事を確実に推進していく力をつけていきます。
幼稚園や保育所で、運動会等の大小さまざまな行事 を行なうためには、保育者同士のチームワークは欠 かせません。本校では保育者にとって必要不可欠な 要素である、協調性と実行力を養うために「自然体 験宿泊研修会」を行い、自然の中で友情を深めてい きます。
「子どもにもっと楽しく豊かな経験を」と創意工夫 する姿勢は、子どもの感性を伸ばすだけでなく、保 育者自身をも大きく成長させます。本校では教育実 習・保育実習を通して積極性や使命感を高めていき ます。
子どもたちは言葉以上に身体表現・音楽表現に反応します。本校ではピアノ奏法からリズム表現までをカリキュラムに取り入れ、指導力・実践力を強化しています。
ピアノ奏法の基礎から幼稚園、小学校課程 に必要な伴奏法を習得します。バイエルピ アノ教則本を修了していることが基本です が、初心者でも個人レッスンにより、目標 を達成できます。
幼児が感じたことが身体の動きを通して表 現できるように、保育者として必要な能力 や手法を習得します。実技室は表現につい て自己評価ができるよう壁面を総鏡にして います。
自ら学ぶ姿勢を身に付けることは、教員・ 保育士の基本です。30,000 冊の蔵書を備 えた書庫と閲覧室を整備し、学生が自由に 利用できるようにしています。